【ゲーム】RPGツクールMVレビュー
ついにRPGツクールMV steam版が発売されましたね! もちろん買いましたとも! というわけで、さっそくオリジナルプラグインを作ってみました。
名前は「戦闘速度高速化」プラグインです。ダウンロードはこちら。
実際に動かしたサンプル動画も用意しましたので、よかったら見てみてくださいね。
レビュー:最強のRPG制作ツールがついにきた
もはやあらゆるところが最強だな、と感じました。気に入ったところを箇条書きにします。
- 解像度・グリッドサイズを自由にいじることが可能。HDサイズ以上だって自由!
- (steam版では予約特典だけど)あらゆるBGM・BGS・SE・敵グラフィック、味方グラフィック、フィールド、戦闘背景、何もかもがはじめからすさまじい数収録されていて、ちょっとしたRPGならはじめから何も考えずとも作れてしまう。
- 公式プラグインはまさかの89個。フォーラムで配布されているプラグインもあわせれば、合計91個のプラグインをはじめから使える!
- プラグインの内容は、ステータス上限突破から戦闘システム改造、メニュー改造、キーコンフィグ、パッドコンフィグ、メッセージシステム改造やアイテム入手ウィンドウにアイテム図鑑にモンスター図鑑などなど、VXA時代に「これがほしいのになぁ」と思ったものは全て収録されている。
- エンジンのすべてのコードがjavascriptで書かれているので、これを勉強することで更にその先へステップアップする道筋もいろいろみえる。
- はじめからついてくるデバッガが便利すぎる。webkit、つまりchromeにあるデベロッパーツールでデバッグが出来る。デバッガ上でjavascriptを確認できるので、バグの追跡が非常にラク。
- スクリプトからプラグインという概念に変更されたので、プラグインを入手すればプラグインマネージャからパラメータを書き換えることで、スクリプトに疎くても容易にゲームをカスタマイズすることが出来る。
- データベースがjson扱いになったことで、データ書き換えがとてもやりやすくなった! データベースも直接のぞいただけでも大分わかりやすい作り。
とにかくコレがスゴイ! と言いたいところがたくさんありすぎて、大人気なくはしゃいでしまっています…。
ウディタと比較してみて
僕はウディタ使いなのですが、ウディタと比較してこれが出来ないのが残念だなあ、というのは下記。
- データベースを自由に追加することができない(メモ欄からちまちま追加するしかない)
- デフォルトではマップの指定位置にあるマップチップの通行判定などを確認することができない
- 文字列ピクチャが相変わらず作れず、ウィンドウを自作して透明度をゼロにするかして呼び出すしかないっぽい(多分)
- メモ欄が相変わらずせまい…。
なんと思いつく限りだとこれだけなのでした。マップ座標のチップを調べるのは自作スクリプトでもある程度対応出来ると思うので、そこまで大した問題ではないでしょう。ウディタも使いやすくて好きですが、ツクールMVは想像を超えていたとしか言いようがありません…。
まとめ:はやくMVでゲームが作りたい
いまはウディタで箱庭セレナータを作っているからMVで一気に何か作ろう…ということはできないのが残念だなーと。ウディタオレオレエンジンもだいぶ作りこんだのでこれからも使っていくとは思いますが、同時にツクールMVもブラッシュアップして、将来的にはこちらに移ることができたらなぁ、と考えています。
それまでに、いいプラグインが出るといいなぁ。(他力本願)
あ、最後にjavascriptでRGSSのエイリアスを作るようなやり方を見つけたので、その参考画像を貼り付けておきますね。皆様が良いツクールライフを送ることが出来ますように。